やまのあな

主な予定

▼ogobro
12/28-1/5 ALKASILKAと全国ツアー @日本各地
ざっくりの詳細

以下、日記置き場。
過去ログ溜まったら適当に消します。ウェブ魚拓もご遠慮ください。

 

20241207
また夜更かししてogobroのアルバムの印刷物系のデザインしてたんだけど、午前中に起きれたのでレトロ印刷に直接行って入稿した。なんかみんな優しくて、明るくて、いい職場なんやろなって感じがしすぎてすごかった。ヒゲくらい剃ってくりゃ良かったよ。頭も洗ってないしさ。布団と服は洗うのに、不思議だよな。道具の手入れはまあまあするのに自分を磨くみたいなことをしてきてない。もうちょいすべきか?というところまで考えた。
商店街界隈の情報筋で、とある商店街で妖怪のイベントがあるというタレコミがあり、なんか怪しいなとは思いつつも一応商店街関連の町おこしイベントの取材みたいなつもりで行ってみたけど、思いっきりコスプレイベントって感じで居心地悪すぎて通り過ぎてしまった。初めて行った商店街だったから普段どうなのかわからないけどお店もあんまりあいてなくて、監視カメラの数と選挙ポスターの枚数だけ数えて帰ってきた。
地域にやたらと和菓子屋があり、名物らしきものもいくつか。帰りしなに通りかかった店で買った餅は異様なうまさで、適当なことを言えば世界一の食感だった。2個しか買ってなくて流星の速さで食べ終わってしまったので、甘さを4分の1くらいにしてもらって大量に食べたい。ペガサス流星拳の速さ(1秒間に100発)で食べてみたいんだ。
帰りしなの帰りしなに寄った毎度おなじみホームセンターでドリルビットと座ぐりビットが安く買えたので、ギター弾くときにずっと邪魔だったトグルスイッチをネック裏に移動。リューターが手元になくて処理が荒く、穴付近がトゲトゲして危ないので、適当な缶詰か何かのゴミを加工してあとで張れば良いかなって思ってるけどギターこれ以上におんぼろになったら暦長いうまい人みたいに思われて期待されちゃうかもしれない。そしたらあとで気まずい。

静止画なのにブレてる…

 

20241206
静脈瘤界隈のリーダー(よくいく寿司屋の大将)が7度目の手術を経て復帰したというので早速行って盛り合わせを注文。「今日は朝からひっきりなしや。みんなもっと休めって言うくせに来てくれはるからな、忙しくて忙しくて。」リーダーは今日も とほほ顔だ。
リーダーは和歌山出身で、中学生のときに職業安定所に行って飲食の仕事がしたいと言っていまの寿司屋を紹介された。先に大阪に移住していた兄が偵察に行って「流行ってるしええんちゃうか」と言うので決めたらしい。
先代の大将が和歌山の自宅まで迎えに来てくれて、そのまま住み込みで働き始める。当時は従業員が10人いて、基本的には店に5人と出前で5人。お店には今も大量の桶があるんだけど、当時は午前中には全部なくなるのが当たり前の大盛況で、田舎もんのはリーダーは「大阪の人はよう寿司食うもんやなあ」と思った。従業員は全員寿司屋の2階に住んでいて、毎日三食おいしいものばっかり食べさせてもらってたけど手取りは3万円くらいのもんで、先代の大将だけは100万円以上稼いでいた。
働きはじめて一年経ったころ、一番上の先輩がのれん分けして独立した。しばらくしたら、またひとり。そんな感じで欠員が出ると新しい人が補充される。でもリーダーよりあとに入った人たちはなかなか仕事が続かない。リーダーが一番の古株になって、先代の大将はもうお勘定しかしてなかったし、なんやかんやで跡を継いで、今も働き続けている。職安に行ったのが昭和47年(西暦でいうと1972年、石立鉄男暦でいうとパパと呼ばないで元年)だったので、もう52年も働いていることになる。
食後、今回の手術のヒーローインタービューをして、手術前の写真を見せてもらう。リーダーの静脈瘤はかなり悪化していて(だからこそリーダーなわけだけど)、膝から下が黒ずんでゾンビみたいになっている。皮膚は薄く、組織が弱くなっているので、ちょっとした怪我が治らないし、縫い合わせでも肌がちぎれて糸が取れ、えぐれてクレーター状になってしまう。静脈瘤の原因は明らかに過剰に立ち仕事しているせいだが、それでも今日も鼻歌を歌いながら寿司を握るリーダー。とっくに時代は変わってしまって、みんなの習慣や風習も違うから、昔みたいにはお寿司は食べられなくなった。先代の頃みたいに儲かるわけでもないし、寿司屋になるのが夢だったわけでもない。ただ職安で紹介されただけの仕事のに、身体ぼろぼろに壊してまで半世紀以上続けている。一体どんな理由となんだ?リーダーの本当の狙いとは?次回、寿司屋の本心に迫る!

 

20241205
2日ぶりに外出。ちょっと離れたところに変な形の商店街があって、そこの魚屋が好きなので調査がてら訪問。近所の定食屋をすすめられて、とりあえず先にそっちに行く。
安くて優しくて良い店だった。さんま定食を頼んだらおかずがたくさんついてきた。さんまはなんか痩せてたから、ちょっとあんた痩せたんじゃない?と思いながら食べた。あんまり身体のこととか言うべきじゃないし思うべきでもないのかもしれないけど、思っちゃうよな。心配なんだ。

 

20241204
まだ2画面ハイが続いていて、やる気がある。ヨーロッパで取材した資料をまとめなおしたりしてるけど、1日のできごとをまとめるために何日もかかる。例えば、あるオーストリアのスクワットをひとつ紹介するだけにしても、エルンスト・キルヒヴェーガーの事件について調べたり、注釈を書くためにほかのスクワットの情報が必要になったりする。もうちょっとちゃんとまとめようと思ったらドイツとオーストリアの関係とか、オーストリアの政治システムや、それに対して市民がどう思っているか、みたいなところまで言及する必要がある。ただ、これはプロダクト化するわけではなくて、金にもならないし友達以外に見せられないものなので、とりあえず必要な分だけやることにする。

 

20241203
MacBookのときはスペック的にもOS的にも諦めていたこともいろいろやってみようと思った。例えば、俺が2日かけて描く感じの絵を20個吸収したLoRAが作れたら、適当なラフスケッチを頑張って作った絵くらいのクオリティで出してくれるかもしれない。素材作るのに単純計算で40日かかるけどまあ、無限に出せるならそれくらい犠牲にしてもおつりがくる。
というか、大阪に引っ越してきてから長屋の写真を100枚くらい撮ってるので、大阪近代長屋専門のLoRAはすぐ作れる。何かしらには使えそう。とか思ってとりあえずスタビリティなんちゃらをインストールして、拡張子がくそ長くて得体の知れん20GBくらいのファイルをたくさんダウンロードして、途中で俺のマシンのGPUが8GBしかないことに気付いてなんか一旦引き返してやり直して鶏ゴボウ食べたりコーヒー淹れたりなんやかんやしてたらまた夜が来た。LoRAを作るところまではいかなかったけど、ローカルでFLUX動かしてみて言語の伝わり具合とか下書きの読み込み具合をチェック。なんか手応えが微妙だったのと、結局やること増やしてるような気もして一旦中断。このように心理学でいうところのサンクコスト効果を無視した判断を下せるところはヤマの投資家として優れた面であり、人間として終わっている部分の表出でもあると思う。まあでも一応、無料でいくらでも画像生成できる環境ができたのは良い。いまのところあんまり思い通り作れないんだけど、まあお金かからなくなったし、ローカル環境だし、A2のポスターで通用するくらいのレベルで画質が良いので、環境としては若干の向上。テキストエンコーダとかチェックポイントとかもうちょっと重たいやついれたりしたら急によくなったりするかも。どこまでがGPU依存なのかあとで調べる。最終的なアウトプット先が印刷物だとすると、画像用のいい感じのエンハンサーがあると良いかもしれない。1万円くらいなら出しても良いかも。探そ。
今日は珍しくヒートくんからライブの誘いが来た。自分にとっての大一番らしい。そういう誘いが来るの結構うれしい。行くか~と思ったけど、ちょうど予定的に行けない日でダメだった。残念。俺のは大一番っていうのとはちょっと違うかもしれないけど、人生の正念場みたいなシーズンが来年あたりやって来る予感があって、それに向けた準備を毎日いそいそ進めてる。パソコン買ったり、生成AIやマーケの勉強したりしてるのはそのためでもある。周囲にも黙ってすすめてたんだけど、昨日人にちょっとだけ話してみて、もうちょっと公にやりたいこととかやろうとしていることについて話してみようという気分になった。まあでも、それももうちょい先の話だな。

 

20241202
昼起きてすぐ昨日の作業の続き。友だちと合流して島之内で焼餅を食う。なんか実家より実家みたいな感じの店。狭くて店員さんからの距離が近いお店だったけど、日本語をほとんど喋れない人しかいなくて(だからと言って何か変なことを言うわけでもないんだけど)なんだか会話に緊張感が出ず、かなりくつろげる空間だった。バックパッカー中ってずっとこんな感じやったような気も。
Duolingoの鳥が今年を振り返ってみましょうみたいな感じで年の瀬感を醸してきた。たぶん2年半くらい前に始めて、中国語をメインにだらだらと勉強してるんだけど、日本語話者向けの中国語のカリキュラムが少なくて、結構前に全部やりきってしまったので、今は英語話者向けの中国語のカリキュラムをやっている。中学のころの英語の教科書で言うケンとかトムみたいな感じで、例文にアメリカ人っぽい名前が出てきたりするんだけど、中国語だとKevinは凱文で、カイウェンと読む。あとスペインは西班牙でシーパンヤーだし、カナダは加拿大でジァナァダァで、納得がいかないっちゃいかないけど、日本語だって勝手にthをsaとかsuにしてキャサリンとかエリザベスとか言ってるから一緒なんだと思う。いや、でもカイウェンはさすがに無理があるような。キービンとかケブンとかピンイン的には可能な気がするんだけど。

 

20241201
「じゅうにがちゅかあ」と外から聞こえてきた。隣の家のベイビーだと思う。夕方煮詰まって外に出て、ogobroで使うブランクメディアと電球を買いに行く。DVD-Rが100円、ミニ球130円。最近作業中ずっとつま先が冷たいからもこもこのスリッパ履いてるんだけど、もっとえぐいくらい温めたかったので、電気式の湯たんぽを買った。2500円くらいした。でも充電1回あたり約2.5円で最長8時間暖かいらしい。エアコンやガスストーブは1時間30~50円くらい。使わない日が10日くらい増えたらトントンだし、ちょっとでも弱くできるならそれだけでも良い。とりあえずそれを全部背嚢に入れて、ついでに野菜を買ったりして、6キロくらいの負荷をかけて早歩きして帰ってきたので使う前から身体ぽかぽか。すごいぜ。
夜は春菊ゆでたりごぼう焼いたりして、昨日のあまった大根と、焼きネギと白身魚の鍋。一人で鍋するとなんかしら食材余るので、それにもう1個か2個足すと鍋になるという、無限鍋ループから抜け出せなくなる。今日は魚が余ったから、またネギか小松菜でも買ってきたら良いと思う。なんか色々作っちゃったけど鍋と米だけで良いんだよな。俺iHerbのマルチビタミンアンドミネラルみたいなやつ飲んでるし。そういえば、庭の畑に刺したネギがちょっとずつ伸びてる。うちは言うても住宅街だし庭も小さいので、野菜育てるほどの日当たりはなくて、だいたい思うようには育たないんだけど、やっぱりネギは強い。かっこいいよ。

 

20241130
月締め。ここ数日、毎日夜更かししてた割りに午前中には朝の相場見るためにで起きたりしてたからそのせいだとは思うけど、起き上がることができず、昼過ぎにようやく起き上がれた。ちょっと歩いて力餅食堂で食事。親子丼540円、すましぞうに180円で合計720円。力餅食堂っていうのは前も書いたと思うけど関西にあるボランタリーチェーンの一種である。親会社みたいなのはなくて、のれん分けによって増えていくタイプのチェーン店。だから店によって味もメニューも値段も違う。大体はうどんとそばと中華そばと丼とおはぎを安価で出す、今となっては貴重な普通の店だ。
俺が親子丼食ってるあいだ、店のばあさんが横で勝手になんか喋ってて、「前は120軒あったけどみんな年寄りやから次々やめてくねん。このごろはもう、次々やめはるで!」って言ってたけど、俺もそれくらいは知ってて来てる。というか、全盛期は180店舗以上あったらしい。10年前の記事で、大阪だけでも100店舗以上と書かれているものもある。今はだいぶ減ってて、数か月前に俺が個人的に数えたときは46店舗あったけど、そこから瓢箪山や鞍馬口の店は閉まってしまったので、もう一回数えなおしたらもう少し減っているかもしれない。途中から、かつて風呂屋をやっていたというじいさんも入ってきて「風呂屋なんか阿倍野区だけで60個あった」という関係ありそうでない情報で張ってくる。こうなったら情報市街戦の始まりだ。元銭湯員としての血が騒いだのか、次々に謎の情報を入れてくる。「あそこにもあそこにもあそこにも風呂屋があったけどもうないわな。」「そこの近くにも力餅があったなあ」「そういえば、あそこの風呂屋なくなってマンション建ったやんか。でもあそこのマンションの中にまだあんねん。住んでる人だけ入れんねん」
途中までメモってたけどなんか終わらなさそうだったから帰ってきた。俺もいつか高齢になったら近所のうどん屋で「昔はわいにもフォロワーがたくさんおったんや」と自慢しようと思った。
大量のローカル情報をぶち込まれたせいか頭がフォグい仕上がりで原稿書いてもなって感じだったので、いつもより念入りに月締め作業をやっておく。スプレッドシートのやることリストを整理して、資産の推移と書いた文字数の推移を記録する。それに加えて、大目標のシートを作ったり、企画するとき用のテンプレとか利益計算するときのテンプレシートを作ったりして、誰に対してかはわからないが、今日は調子悪いなりに何かやってやりましたよ風の雰囲気を出してやった。人生で何度かこれやったことあるけど、すぐに使わなくなるんだよな。そこまで全部わかってるけど、やった顔するためには仕方がないんだ。