やまのあな

以下、日記置き場。
過去ログ溜まったら適当に消します。

 

2024/2/29
3月1日になったら確定申告しようと心に固く誓っていたので今日はやるぞと意気込んでみたが、突如として目の前に2.29が現れたことで消沈した。というか俺、うるう年って生まれてはじめてかも。
念のためメモ帳アプリで2/29って検索したら、前回のうるう年はネオポゴタウンのイベントで「独自通貨とかについて」という恐ろしく適当なトークをしてたという記録が出てきた。ショック。俺、3歳じゃなかった……
だんだん思い出してきた。この日、東京の友達のバンドのライブが沖縄であるっていうことで、それに合わせて予定を前倒しにして福岡から引っ越してきたんだった。家の中にまだ家具とか何もないまま、トークイベントやって、ちょっとだけ東京の友達にも会いに行った。その友達、明るくて優しくてかっこよくて、本当大好きな人だったんだけど、見えないところで色々背負いすぎてたみたいで今はもう会えない状態になってしまった。これ書きながら彼の写真を探したら、ほとんど全部裸だった。天使だったのかもしれない。
関係ないけど、この前池袋の硯家で軽い気持ちで食べたきつねうどんがとてもおいしかった。家でもうどんやそばをよく食べるんだけど、どういうわけか東京を離れたあたりからずっと江戸っ子を気取ってる節があって、家で一人のときでもやぶそばを意識した出汁をとり、「しょっぱいな」と思いながらずっと過ごしてきた。
これはもう逆輸入みたいな話で全体的に無茶苦茶なんだけど、大阪に帰ったらうちも硯家みたいな関西風の出汁にしてみようと思って、最近色々やってみてる。でも今のところあんまりうまくいってない。普通にセオリー通りやってるからもちろん全然美味しいんだけど、クリアカップすぎるというか、味わいが長く口に残ってくれない。出しに使う魚の種類が違う気がする。硯家の出汁はなんていうかもっと口の中にお日様の香りが広がってとってもおいしい
人生何もかも適当にやってきて、邪道のポンコツであることに誇りすら持ち始めてるけど、コーヒーと出汁だけはやたら真面目に王道を押さえながら取り組んでる気がする。正々堂々煮出したい気持ちある。煮出すの好きかも。でもラーメンの出汁はゴミが大量に出るから嫌。作りたくない。

 

2024/2/28
朝、預けていた包丁を取りに砥んぺいへ。出刃が1000円で、三徳と鯵切りがそれぞれ700円だった。新品同様になるなら全然安いな。自分の道具は自分で研ぎたいっていう気持ちと、良い職人にやってもらって気持ちよくお金を払いたいっていう気持ち、両方ある。贅沢な悩みや。
今回出した鯵切り包丁は、福岡に住んでた時にハマス君が連れていってくれた勝秀刃物っていう店で買ったやつ。買ったとき勝秀のおじさんが研ぎ直してくれて、丁寧な仕事だなあと感心していたら、研ぎ終わったあと、ハゲ上がった自分の頭皮に包丁の刃をサッサッと当てて「うんうん、こんなもんでしょう」みたいなこと言いながら渡してきて衝撃だった。
家で使ったら恐ろしいほどの切れ味。剃刀や彫刻刀なんかの場合、石で砥いだあとに革砥っていう革製の道具で磨いて仕上げたりすることもあるので、もしかしたら勝秀のおじさんの頭皮も革砥みたいな感じで仕上げに使えるのかもしれない。
こう手の職人が天然でやってるイカれた癖みたいなのを見たとき、生きててよかったなと思える。ほんとだよ。

 

2024/2/27
自宅のポスト(と呼ぶにはあまりに粗末な手製の木箱)の中にピザ屋のチラシが入ってた。俺はあまり広告を見ないように心がけて暮らしているので、いつもなら見ずに捨てるところだけど、くしゃくしゃに丸める途中で「肉蟹合戦4」という強烈な 四文字+1アラビア数字熟語 が目に飛び込んできたので一旦引き延ばしてよく見たら、ピザハットやドミノピザみたいなノリで全く聞いたことのないピザ屋のチラシだった。ピザサントロペだって。 大阪には15店舗もあるらしい。西側にはまだまだ知らない世界が広がっている。俺は東の端っこしか知らない。
こういう謎のローカルチェーンを見ると、函館のラッキーピエロに行きたくなる。やはり広告なんて見るべきじゃなかったのだ。
最近明らかにJelly Starの調子が悪い。もう何年も前からスマートフォンはJellyシリーズ一本でやってきたが、幾度となく俺の手元が狂って落ちて砕け散り続けているので、つぎはJellyを離れて、丈夫なやつを買おうと思う。3万円くらいのデバイスを買って、5年くらい使えたら良いかな。
関係ないけど朝ごはん用に卵を割ったら双子でかわいかったので、3週間ぶりにスマホのカメラを起動した。3週間前に撮った写真も載せときます。
 
2024/2/26
朝から包丁を持って研ぎ屋さんへ。初めて実家を出たときに通販で買った一番適当な1本だけ家に残して、あとの3本を研ぎに出した。この工房へ研ぎに出すのは2回目だけど、顔を認識してくれているらしく、「髪が伸びるのが早いね」と言われる。よく言われる。いつもだったらその場にいる一番髪の短い人をゆびさして「彼と同じ特異体質で、他人から尊敬された分だけ髪が伸びるんですよ」という適当な冗談を言うんだけど、今日は尊敬している頭のつるつるな爺さんしかいなかったので「切りたいけど面倒で」という普通の受け答えをした。
昼はひとりでいつもの寿司屋に行き、にぎり盛り合わせを注文。先にいた一見さんのおばあさんが、勝手に自分の人生を語っていたので、勝手に聞いた。30代のときに中国語を翻訳する会社を起こしたと言う。会社が小さかった頃が一番儲かったけど、規模が大きくなるにつれて社員を食わすことが目的になり、自分は全く儲からなくなって、仕事もつまらなくなったと続いた。この店は従業員は何人いるのか、と尋ね、「わたしらだけです」という答えを聞くと、ふたりでやるのが一番儲かると言った。見当違いなお世辞、あるいはマウンティングだったのかもしれない。ふたりはそれを聞き流すように、うちは儲かりませんけど、と答えた。その人は盛り合わせを食べて、持ち帰りの押し寿司も買ったが、会計が1750円だったので、「安すぎる、そんなはずがない」と言って、「これでも足らんやろう」と、2000円置いて帰って行った。
そうしてお客が俺だけになったので、お茶を飲んだり本を読んだりしながら勝手にくつろぐ。靴も脱いだ。
一昨日、町の長老たちの寄り合いがあってな、そこに持っていく押し寿司をひとりで70個も作ったんやで、と自慢げに大量の寿司が並んだ写真を見せてくれた。本当にすごい。ふたりが最近観てるという韓国ドラマの話もしてくれた。現代の若い男の子がタイムスリップして、朝鮮王朝の姫に転生しちゃうっていうやつ。アホすぎておもろいって。俺は実家よりも実家してる。
夜、ヒーノから電話が来て、少しだけ沖縄の話や、社会全体の話をした。大事な質問をされた気がするけど頭の回転がいまいちで、あんまりうまく答えられず、とりあえず『Weの市民革命』『コンバ』を読んでみてはどうか、とおすすめした。
昨日の日記に書いたE.H.シューマッハー(以下、シュ)の言葉に「天使でもくるまを運転すれば空気を汚すだろう」というのがある。
人間には、自分の道徳心に従って行動できる環境が必要だ。そんなこと当たり前だと思うかもしれないけど、組織の中にいるときは極端にこの自由が制限される。俺も通販のバイトしてたとき、どう考えても返金に応じるべき内容の問い合わせに対して、社長の命令に従って泣く泣く断ったりしてた。そのバイトはすぐに辞めたけど、生活が切羽詰まったりしてて、そうは行かない人もいる。特に大規模な組織では、先ほどのおばあさんのように、社員を食わすことや組織の成長を維持すること自体が目的になり、厳しい規則が組まれるなどして効率重視な構造になっていく。そうすると、社員は道徳心に従って行動することがますます難しくなり、人間性が損なわれる。悪の組織というのは、組織内の人間の人格が悪いから作られるとは限らない。大きな体を作る時に生まれる歪みが、やがて害悪へと変わるのである。たとえ天使が働いたとしても、大きな組織で働くときは天使性を発揮することはできない。
医者や心理学者は、現代を「ストレス社会」と呼ぶ。自分の道徳心に従って行動できない環境にいると、とてつもないストレスがかかる。いまはそれが当たり前になってしまっている。
シュいわく、「社会がおかしくなるときというのは、普通のまっとうで無害な人間が悪を行うときである」
なんか原稿書いてるのか日記書いてるのか、よくわからなくなってきた。趣味でも仕事でもライフワークでも文字ばかり書いてる。これは老後でもできることだから段階的に減らしていって、30年後くらいにまだ生きてたらまた今みたいな生活に戻っても良いかな。俺はもうちょっと身体を使うべきだ。
↓これを繰り返し見て、気持ちを薄めようと思う

 

2024/2/25
お向かいの家の人が先月いっぱいで引っ越して行ってしまったんだけど、その隣の家の人も今日引っ越しが終わったという挨拶をしに来てくれた。特に理由は聞かなかったけど、どちらのお宅も近所に引っ越すということだけは聞いているので、地主さん側の都合かも。マンションとか建ったらちょっと嫌だな。ひなたぼっこタイムがなくなってしまう。
いままでマンションやアパートばかり移り住んできたけど、そう思うとマンションって嫌われてるんだな。特に高さがある大きいやつ。経済学の言葉で「規模の経済」というのがあって、事業規模が大きくなればなるほど、単位当たりのコストが小さくなり、競争上有利になる効果があるということになっている。
一方で、20世紀の経済学者であるシューマッハーによると、ものごとの規模が大きくなると、効率化が期待できると同時に、意思決定の遅延、コミュニケーションの不全、官僚制の肥大化といった問題が生じると指摘した。また、仕事を細分化することで個人の役割が限定化され、仕事の中で発揮できる創造性や自主性が失われ、ウェルビーイングの低下につながるし、大企業が進出することで、地域経済が疲弊し、地域社会の活力が失われたりもする。シューマッハーは、大きな組織を潰せと言うのではなく、その中に小さい組織をたくさん作って、細かくチーム分けしていけば迅速な意思決定と円滑なコミュニケーションが可能になり、個人の役割が十分に発揮できる環境を作ることが可能だとした。

 

2024/2/24
花粉症がきつい。
何時に寝ても朝の7時に目が覚める。福岡いた時によく遊んでくれてたかきもちくんはひどく朝型で、いつも4時とかに起きてた。当時の俺はひどく夜型で朝4時くらいに寝てたので、ふたりとも8時間眠るとしたら、1日のうち16時間はどちらかが寝ていることになるので、起きてる時間は8時間しかかぶってない。朝の準備とか寝る準備とか考えたらもっと短い。そんなんでよく遊んでたな。
午前中、目を瞑って昔のことを色々思い出してたら、自分が藁焼きという食べ物のことをめちゃくちゃ好きだったということを思い出した。俺は寿司と蕎麦といちご大福と団子、そして藁焼きが好き。めちゃくちゃ日本人で恥ずかしい(てやんでい)。
中学生のときに同級生の根本さんから「ヤマザキくんって外国人ばなれしてるよね」って言われたこともついでに思い出した。瞑想って宇宙のこととか考えたりする高尚なもんだと思ってたけど、いくらやっても不燃ごみのような記憶が掘り起こされるばかりで非常に低俗。なんでや。