やまのあな

以下、日記置き場。
過去ログ溜まったら適当に消します。

 

2023/9/29
ナルトと2人で、目の前にあったとんかつ屋さんへ。俺はチキンカツ、ナルトはとんかつ。かなりグッドショップだった。口の中におひさまの香りが広がってとっても美味しかったです。2つともご飯少なめでって言ったら「若いのに」と小言を言われる。俺たちもう若くないんだ……
今日はogobroでライブ。アルカシルカと高円寺TKA4の共同企画。ライブ前日に知久寿焼(ex.たま)の滑り込み参加が決定して、当日にはGEZANも急遽出演することになった。豪華や。
高円寺の全てを知ったような顔をしていつも偉そうにしているヤマザキだが、TKA4に来るのは初めて。と思ったら来たことあった。大昔の話だから時効として書くけど、以前知人のアナキストらがスクオットしてた廃墟アパートの一階だった。ずっと廃墟だと思ってたけど、賃貸可能だったんか。外にいたら、高齢の女性がヨークシャーテリアを5頭同時に散歩しながら目の前を通り過ぎていった。そのまま真っ直ぐナルトのところに行って、ひとしきり喋ったのち、「あなたは時速20kmで走り続けなさい」という教訓を残していった。その様子を遠くから見た。その女性はTKA4の上に住んでいて、彼女がずっと立退拒否してるおかげでTKA4が存続できているとか。ヨークシャーテリアは5頭だけじゃなくて、全部で11匹いるんだって。多いな、と思った。
ogoのライブの内容はあんまり覚えてないけどいつも通り最高だったと思う。失敗しても成功しても最高なので、反省のしようがない。俺たちポンコツ。故に最高。新曲はちゃんと失敗した。
我ヲ捨ツルのメンバーが家族で観に来てくれた。我ヲ捨ツルでのヤマは楽器も弾いてないし、歌も歌わない。ひたすら機械をいじってる。10年以上前にやってたバンドも大体そんな感じ。ogoでは弾けないなりにギター弾いて、歌えないなりに歌っているので、昔の友達とかメンバーに見られると小っ恥ずかしい気持ちになる。裸見られているような感じ。まあ、裸でもあるんだけど。
今回は台湾や中国からたくさんの友達が来ていたので、MCでたくさん中国語を喋った。Duolingo有料会員の成果が出た。思ったより会話できるかも。あとogoのライブ中、スーパーレジェンドであり、尊敬するミュージシャンである知久さんがめっちゃ踊ってる姿が横目で見えた。知久さんが他のバンド見て踊ってる姿を初めて見た。これは嬉しい。ライブ後に知久さんがすごい好みだって言ってくれて、それをきっかけにまた喋り倒してしまった。知久さんはツノゼミの研究をしているらしい。俺は最近商店街の研究をしている。研究したいと思えることがあるって幸せだよねっていう話をした。
今日はお客さんや友達がたくさん来てくれて、物販もたくさん買ってもらえたので、荷物送らなくても全部持って帰れそう。ありがたい。来てくれた人たちみんなラブい。

 

2023/9/28
メンバー夫婦とお昼ご飯。きっとどこかの料亭か旅館でしっかり修行していたであろう店主が全然本気で作った和食を800円とかで食べられる店に連れて行ってもらった。口の中におひさまの香りが広がってとっても美味しかった。今まで食べた鯖の味噌煮の中でいちばんうまい。今日も奢ってもらってしまった。食後、駅まで送ってもらう。
今日は東京に戻ってogobroの練習。ogobroはヤマとナルトの2人組。ナルトが自作のドラムセットを改良して、コロコロ転がして運べるようにしてきて燃えた。ナルトのそういうところ本当に好きだな。高円寺の音楽スタジオで2時間練習。ネオポゴ以外でogo練したの初めて。2人とも飲み物を持ってなかったので、ちょこちょこシャインマスカットを食べながら練習した。大貴族。前回のライブから半年くらい経ってるからボロボロかと思ったけど、意外と問題なくて、練習時間が1時間余る。もう良いか、って片付けながら「次こんな曲やりたいな」と軽く弾いて聞かせたら、これなら明日できると言うので、10分くらい合わせて、まあまあ固まったのでやることにした。俺は絶対にできないと思う。

 

2023/9/27
ここ数日、うめさんやグレゴールやThisismなどと喋ってくうちに脳が活性化してきた。執筆が捗る。いつも近くに居てもらう方法ないかな。
夜は東秩父村に住むバンドメンバーの家へ(我ヲ捨ツル)。小川町駅まで電車で行って、車で迎えにきてもらう。初めてTJライナーとかいう特急電車みたいなやつに乗った。なんなんだあれは。
TJライナーに乗りながら、子供のころによく母とふたりで本川越から西武新宿まで特急電車に乗って、父が入院する大久保病院までお見舞いに行っていたことを思い出した。母と父が喧嘩をしているところは見たことがないが、別に仲が良かったというわけでもなくて、2年くらい喋らなかったときがあるらしい。そんな関係でも、帰りの特急電車で母はときたま涙を見せた。
東秩父村に着いて、メンバーが作ってくれた味噌鍋と肉のない肉じゃがをいただく。口の中におひさまの香りが広がってとっても美味しかった。10年以上一緒にいるので、ちょっと家族みたいな感じがしてるけど、親友でもある。最近何してるかっていう話から、もう会えない友達の話とか、政治の話とか。ちょっとだけバンドの話もした。久々に会ったので喋りすぎた。子どもが寝ているのを起こさないように、静かに話したので今日はのどが枯れなかった。

 

2023/9/26
午前中に起きて、新宿へ。担当編集者のうめさんと会議。先週出した原稿の感想をもらって、今後の方針などの確認。大体は自分ですでに違和感を感じていたりして、あとで別のパターンを試してみようと思っていた部分を指摘されたので「まあそうですよね」という反応を続けて出してしまい、小学生が部屋片づけなさいって言われて「いまやろうと思ってたとこ」って言ってるみたいだなと思った。ごめんね。前作の通称くそつま本は企画からタイトルや見出しも自分でやって、全部書き終わった原稿を一発で提出した。そのやり方が自分には合ってるもんだと思ってたけど、でもこう、今みたいにひとと確認しながら作るのも良いなと思った。ひとというか、梅さんかもしれない。梅さんとならこのやり方でも良い。
会議が終わってすぐ高円寺に移動して、パンク映画(?)の上映会に行く。南米、アジア、ヨーロッパのドキュメンタリーを一気に見る。COVID-19の影響の下、高さ4mの壁によって隔離され、誕生日プレゼントすら投げ入れて渡すしかない武漢の街。デモが禁止され、政治的な発言すら禁じられた中国において、詩的な比喩表現やインスタレーションを用いて抵抗する映像が印象的だった。
Songs from Somewhere (not here)は何回も観てるけど何回観ても良い。最後のほうに、Kenichiro EGAMIが来た。久々に会って、近況を報告し合うなどした。
夜は映像作家のThisismとふたりで三角公園へ。Thisismとは東京のパンクシーンの話や、自分たちと音楽との距離の変化や、感覚の変化の話など。また自分のことを喋りすぎてしまった。今日は映画を見てる時間以外はほとんどずっと喋ってた。俺は本当におしゃべりだ。骨伝導しすぎて頭蓋骨が薄くなっていても不思議じゃない。
三角公園らもっこすが作る料理は本当にすごい。俺は別に”すごい料理”が好きなわけではないが、とてもおいしいし、人の血が通っているので本当に大好き。人間が生き生きとしている場所でだけ俺はお金を払いたい。お金を払いたいのに、今日はThisismが奢ってくれた。そういえば昼は梅さんに奢ってもらった(たぶん経費)。今日は電車代とざるそば代しか払ってない。俺に金を払わせてくれ。
↓これわいが10年くらいやってるほうのバンド(最近のライブにはわいは出てない)。Thisismが撮って編集してくれたやつです。

 

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