ブログ引越しのお知らせ(10文字くらい)とそれに付属するおよそ2000字の無意味な言葉たち

雑記

2000年代初頭、犬井ヒロシはギターをかき鳴らして自由を叫び、小梅太夫は伝統的な舞踊と音曲に未来的な笑いを組合せることで文化的自由を表現した。

じ-ゆう【名詞】:自己自身の本性に従うこと

エンタの神様がお隠れになってから10年以上の時が経過した。
人々が求めたのは神様だろうか、それとも自由だろうか。

人間社会はより複雑な困難に直面し、生活も制約的なものへと変化し続けている。

それに対応するには中央集権的な管理体制への依存を強めて権力および経済的価値を集めてストックしていくか、
あらゆるシステムから抜け出し、何も所有することなく自然の中で暮らしていくか、
そのどちらかを選べるなら、どれだけ楽な気持ちになれるかと思う日もある。

 

実際のところ、我々は法的なしがらみや人間的なつながりをあらかじめ持った状態で生まれてくる。干渉的な法律や人間、生活する中で育まれる倫理観なども相まって、すべてを投げうちて完全にどちらかへとフルスイングできる者は少ない。

 

これを読んでいる人たちも、きっと自分の望むバランスで折り合いをつけて楽しく暮らしていることと想像する。私もそうだ。挑戦、失敗、調整を繰り返し、明日は今日よりも自分に合った生活ができるよう変化を続けながら暮らしている。

 

この人生では、神も科学も経済も、伝統も革新も法律も、正義も倫理も人間も、あらゆる全てを疑ってきた。
顔をしかめ、匂いを嗅ぎ、舌で舐め、歯ざわりや喉ごしを感じたり、消化したあとの排泄物を観察したりして、ようやく何かのヒントを得ることができる。

いまのところ、当人生で確信まで至ったことはひとつしかない。
自分でやれることや作れるものが増えていけば、それに比例して自由も増すということだ。それ以外に確かなことは何も知らない。私はまだ途中である。

自分の場所を自分で切り開くことについて

この「やまのあな」というブログは2016年に始めたものの、自分で作ったデザインや書き綴った文章がまぶしすぎて下手に更新できない、というわけのわからない状態になって更新を止めた。

一応、自由に書かせてもらえるウェブ媒体やSNSアカウントを持っているのでそちらで発信することもできるが、望まぬ相手の目に触れるリスクや文字数制限が気になってきて、私の思う自由とはかけ離れた状態になる。

2019年からはnoteというサービスを利用して、どうでも良いことから、まあまあどうでも良いこと、考え方によってはどうでも良いことまで、色々なことを書き綴ってきた。

noteは優れたUIを備えており、更新が楽で、人に読まれる機会にも恵まれた。開始してすぐに1000以上のフォロワーとありがたいサポート金額を頂くに至るが、どうしても不満は溜まってくる。
それは運営が悪いというよりは、自分以外の誰かが作ったプラットフォームを利用することの弊害のようなものだ。

やはり、自己を実現するには土台から組み立てるしかないようである。

「手作り」や「自家製」を売りにした質の低い商品が店頭に並ぶ昨今ではあるが、大抵の場合で最高のものは”手”によって作られていると、経験が物語る。

社会も自分も変わり続ける以上、既製品が常時最高状態をキープできることはない。必要に応じて買い換えるか、手を加えるかして、最適化していかなければならない。使い捨ての商品に「最高」を感じ得ない私の場合、やはり最高のものは手によって生み出されるということになる。

 

既製品をカスタムしていくこともできるが、あまりにも複雑で仕組みが理解できない物は扱えない。
しかし幸いなことに、インターネットや書物を漁れば先人たちによって遺された仕組みの解説や挑戦および失敗の記録が山ほど出てくる。その知恵を借りながら今日も私はcssとphpを書き直すのである。

やまのあな

かくして当ブログ”やまのあな”を再開する決意をキメ込んだのが今年の1月3日、夜のことだった。
数年前ぶりに向かい合ったやまのあなは、過去の私によって組まれた脆弱なプログラムが長期間の放置に耐えきれず、バグり散らかしておったのじゃった。

バグり狂ったプログラムに”異物”と認識された私は、ログインすら拒まれる。拒まれるというか、ログインボタンが消えていた。IDとパスワードの入力窓だけあってサブミットボタンがないページを初めて見た。現代アートかと思った。

それから4か月くらい放置してみたが、世界中を探しても「放置して勝手に直るもの」なんて「深爪」くらいしかないのだ、ということを再確認した。

ゴールデンウィーク目前にしてようやく時間ができたので、一度すべてを更地に返し、ゼロから作り直してこの文章を書くに至る。
前のデザインのほうが格好良かったけど、またバグり散らかされるのも嫌なので堅牢さを重視して作っていったらこんな感じになった。

以上、note辞めて独自ドメインに戻ってきたっていうブログ引越しのお知らせでした。
これからまた気が向いたときに更新していくつもり。

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