笑点に見る人類進化の道のり

笑点

2016年の1月、笑点の公開収録を見に行った。

笑点とは何かというと、1966年、ビートルズが日本に来る少し前に始まった日本テレビのご長寿番組である。
恐るべきは番組の寿命だけでなく出演者の年齢層の高さ。当時、最若手として赤ん坊が如き扱いを受けていた林家たい平の年齢は51歳。司会を務めていた桂歌丸は鎌倉時代(14世紀ごろ)の生まれなので、すでに700歳を超えている。
歌丸師匠は樫の木のような皮膚を持っており、活動エネルギーの60~70%を光合成によって賄っているというから驚きである。
これは余談だが、太陽光発電も歌丸師匠の皮膚をベースに開発された技術らしい。

笑点は日曜日の17時30分00秒に始まる。
俺が生まれた1988年当時は17時20分から40分間放送されていたのだが、20世紀末に地軸が少しズレた影響で放送時間の変更が行われた。
数字の上では10分縮んだように見えるが、事実17時20分から30分までの10分間は地軸のズレによって消えてしまったので、宇宙全体で考えると放送時間は変わっていないということになる。

つまり、俺が産まれる20年以上も前から笑点は変わらずに放送を続けているわけで、父も母も笑点を観て育ったわけであるからして、笑点に関する情報は産まれながらにして遺伝子の中に組み込まれていると考えられる。

一説によると、笑点自体は何万年も前から放送されていて、これを見るために視覚が発達し、とんちを理解するために脳が発達したという。
目や耳だけではまだキャッチできない部分があり、現生人類の段階では全てを理解することは不可能らしい。

イルカやクジラ、一部のコウモリなどに笑点を見せると、他の動物とは違うタイミングで脳内物質が分泌されることがあることまではわかっているので、超音波のような物が出ている可能性も高い。
17:30〜18:00の間だけスーパーカミオカンデで大量のニュートリノが出るという噂も聞いたことがある。

以上のデータから鑑みるに、生物の進化を導いているのは笑点だ、と考えるのが自然である。
つまり7人の出演者はある種、神のような存在にあたる。

実際に生で目の当たりにした姿も神々そのもの。
全く面白くないのに、第六感をくすぐられてつい笑ってしまうのだ。

これは死ぬ前に一度は見ておいた方がいい。
10代か20代のうちに見ておけば、遺伝子が変容して今よりも進化した子供が生まれるだろう。

その行為は人類全体を一歩進めるかもしれないほどの、大きな価値がある。